こんにちはみやです。
今回は、「Amazon刈り取りツール ポコポップ」について調べていこうと思います。
インフォトップの教材になります。
刈り取りとは、Amazonで安く購入した商品を
そのままAmazonで転売することを意味してますので
価格差を表示してくれるようなツールであることは間違えなさそうです。
それでは詳しく調べていこうと思います。
販売元詳細
・商品名 Amazon刈り取りツール ポコポップ
・販売会社 はんべえ株式会社
・販売者 松原優
・住所 大阪府大阪史中央区南船場4丁目10番5号南船場SHOHOビル702
・電話番号 090-3429-2629
・URL http://hambee.net/sales/poko/
Amazon刈り取りツール ポコポップとは
概要をまとめてみました。
- 利益が出る商品を見つけるのは難しいし、時間がかかる。『買時通知』はそんな悩みを解消できる
- LINE・メールで通知
-
通知する内容も自由に設定可能
- 外出先でも簡単仕入れが出来る
- Amazonの情報をリアルタイムで取得している
これぐらいでしょうか。
まとめると、Amazon上で新品商品がセール等で安くなり
価格差が生じた商品をリアルタイムで通知してくれるツールのようです。
リサーチを代わりにやってくれる、仕入れ専用ツールといったところですね。
仕入れた商品は、Amazonだけではなく、フリマやオークションサイトでも販売出来ますので
物販を行っている方たちにとってはありがたい様に見えるツールではありますね。
リサーチは時間がかかるのは確かですが
それ以上に、Amazon内でセール等で安くなっている商品を随時チェックするのは
手動ではほぼ不可能なので、ツールとしては使えるツールだと思います。
ただ、あくまでツールとしてはです。
物販で使えるツールかというとそれはまた別の話になってきます。
このツールを使用するにあたって、考えられる問題点がいくつかありますので
詳しく解説していこうと思います。
Amazon刈り取りツール ポコポップの問題点
売れるかどうかは分からない
このツールの一番の問題はこの部分になります。
このツールは、価格差が生じる商品をAmazon内から探してくれるツールですが
価格差というのは、販売出来て初めて意味が出てくるものですよね。
セール等でAmazon内で安く仕入れられたとしても
セール前の価格で、販売できるかどうかは分かりません。
Amazon以外の販路(フリマやオークション)で販売する場合は
セール前のAmazonの価格なんて関係ありませんよね。
実際にフリマやオークションサイトで売れている価格が標準価格になります。
ですので、このツールから来る通知だけを鵜呑みにして仕入れてしまうと、
薄利ならまだしも、マイナスになってしまう危険性があるという事です。
そもそも、なぜAmazonでセール等して安く販売する必要があるかですよね。
セールなどをしなくても、普通に販売できる商品でしたら
安くする必要性が全く無いですよね。
洋服を例にとると分かりやすいですが、
セールになる商品は、季節の変わり目で売れ残ってしまった商品ですよね。
真夏に着るような洋服を、寒くなり始めた頃(秋)に買う人はいないですから
そういった商品をセール等で価格を抑えて在庫処分する訳です。
つまり、Amazonで売れない在庫処分商品を安値で買っているだけという事ですね。
別の販路であっても、そんな商品が価格を引き上げて転売できるとは思えないんですよね。
数百円程度でしたら利益を取ることは出来るかもしれませんが。
仕入れを行って、在庫を抱えるリスクを考えるとメリットがある転売方法だとは思えません。
価格差の情報元が気になる
ここはおそらく改善されているとは思うのですが、
ツールとして使えるのかどうかにかかわってくる問題ですので注意が必要です。
商品ページの画像に載っている参考サイトのURLですが
↑こちらになりますが、URLが
http://mnrate.com
となっていますよね。
こちらのサイトはモノレートになるのですが
モノレートは2020年の6月30日をもってサービスを終了しています。
つまり、価格差をモノーレトから抽出していた場合
ツールは使えなくなってしまいます。
価格差をモノレートから抽出していなかったとしても
モノレートのURLが通知として載っている以上
何かしらの影響は受けているという事になりますよね。
購入先がモノレートを経由しているのでしたら、
「外出先でも簡単に仕入れが出来る」と商品ページに書かれている事が嘘になってしまいますので
モノレートありきのツールだった場合は要注意が必要です。
商品ページに問い合わせ欄はありませんでしたので、
購入してみないと分からないというのが不親切ですね。
転売をやっている方でしたら、
モノレートのサービスが終了することは誰もが知っていることですので
それに対する表記は、商品ページ内に一言入れるか
ツールの通知画像にモノレートのURLは入れてほしくないですね。
ツールの価格が高い
このツールですが、月額5880円です。
買い切りタイプではないようですね。
商品説明を読むと、注意書き部分に
「お客様の出品アカウントの形態が「大口出品」であることが条件となっております。 」
と書かれています。
Amazonの大口出品費用として月額5000円追加でかかるという訳ですね。
つまりこのツールを使うためには、毎月1万円以上の費用がかかってきます。
ツール費用が1万円以上するというのは、かなりの価格になります。
先ほど書きましたが、モノレートのサービス終了で
新たにAmazonの価格の変動が見えるサービス(WatchBell)が始まりましたが
こちらの価格が3980円で、
利用する上でAmazonの大型出品が必要な訳でもありませんので
こちらのツールの3分の1程度の金額で済んでしまいます。
価格差が生じる商品をLineやメールで通知してくれる機能はついていませんが
分析ツールとしては、このツール以上のパフォーマンスがあります。
ある程度の転売スキルがあって、既に利益が毎月出ている方からすると
1万円はそこまで高い金額ではありません。
ただ、これから転売ビジネスを始めようと思っている方からすると
毎月1万円+仕入れにかかる費用を用意しなければなりません。
実際に出品して、売れても売れなくてもかかってくる固定費になりますので
金銭的にも精神的にもかなりストレスになると思います。
とくに精神的なストレスがかなり大きくなってくると思います。
そのせいで、物販ビジネスを諦めてしまっては本末転倒なので
もしツールを使うことを考えてるとしても、最初は買い切りタイプのツールをお勧めします。
精神的なストレスが全然違いますので。
まとめ
「Amazon刈り取りツール ポコポップ」ですが、私はお勧めできません。
ツールの価格もありますが、そもそも物販のリサーチ方法が間違っているからです。
このツールは、価格差が生じる商品を探すツールですが
実際私がリサーチをするときに、一番最初にやる事は
売れている商品を探す事です。
その後で、仕入先を探して価格差がどれぐらいあるのかを調べます。
ここで、価格差が取れるものは仕入れを行いますし
価格差が取れない商品に関しては、転売商品にはなりませんので却下しています。
つまり、このツールと私のリサーチ方法は順序が真逆なんですよね。
価格差がかなり生じる商品を仕入れて、出品する場合と
売れている商品を仕入れて出品する場合
どちらの方が売れるかは明らかですよね。
商品ページを見ると、価格差が2000円近く出ている商品をLINEやメールで通知してくれるので
あたかもすごいツールのように見えますが
仕入れを行って、出品する時の価格差が2000円近くあるだけで、
販売益が2000円近く取れたわけでは無いので騙されないでくださいね。
上の問題点でも上げましたが、
価格を下げないと売れないから価格を下げて在庫処分しているだけなので
そういった商品をいくら仕入れても、ほとんど利益が残らない可能性は非常に高いです。
季節ものとかで、来年まで寝かしておいてから販売するのでしたら
話は変わってきますが
1年近く場所も取られますし、何より仕入れ資金を回収するまでに1年近くかかる事になります。
物販の方法は色々ありますので、この方法を否定することはありませんが
初心者の方には絶対にお勧めできないですね。
資金が回収できなければ、次の行動に移すことが出来ませんからね。
こんなツールに頼らなくても、
リサーチスキルを学べば利益を取れる商品を見つけることは可能です。
実際私はツールを使って転売する商品を見つけたことはありませんからね。
全て手動です。
お試しで使ってみる分には良いですが、ずっと使い続けるツールとしては
微妙なツールだと私は思います。
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