こんにちは、みやです。
本日はこちらの無料オファーについて調べていこうと思います。
今回は現役税理士の方の無料オファーになります。
税理士だからと言って良いものを配信するとは限りません。
詳しく調べてみようと思います。
販売元詳細
・商品名 Frenzy Project(フレンジープロジェクト)
・販売会社 表記無し
・販売者 市川琢也
・住所 表記無し
・電話番号 表記無し
・URL http://investors-info.work/frenzy-specialseminar/
Frenzy Project(フレンジープロジェクト)とは
情報が中々上がっていませんが、実態がやっとつかめました。
どうやら「仮想通貨レンディング」を利用して利益を得る仕組みのようです。
仮想通貨レンディングはあまり聞かない言葉ですが、
仮想通貨取引所が私達から仮想通貨を借り入れて、一定期間が経ったら
あらかじめ決めておいた利用料を上乗せして私達に返すという仕組みです。
そのため、オファーに書かれていますが利益が出るまで最低3か月間かかるということですね。
今回のオファーのメインになる事業継続事業への投資ですが
個人が直接この事業に投資することはとても困難です。
ですが、市川琢也氏が手掛けるフレンジーコントラクトを介することで
簡単に投資することが可能になるようです。
つまり、フレンジーコントラクトを介して仮想通貨レンディングを行うことが
今回のオファーの実態になります。
最初は「利益が出るまで最低3か月」や「配当」という言葉から
仮想通貨とは別の案件かと思いましたが、「月間仮想通貨」に取り上げられただけあって
やはり仮想通貨案件でしたね。
配当の場合は、仮想通貨のレートは関係ありませんのでリスクは少ないように見えますが
問題点はいくつかありますので注意してください。
Frenzy Project(フレンジープロジェクト)の問題点
Frenzy Projectの実態が不透明過ぎる
特商法の表記が全くありません。
分かるのは、
税理士の市川琢也氏がメインに行うプロジェクトである
ということだけです。
フレンジーコントラクトで検索しますと、会社名も出てきますが
会社の住所も海外でした。
試しに、所在地である
「9RAFFLES PLACE #58-26A REPUBLIC PLAZA SINGAPORE(048619)」
で検索をかけてみたところ、確かにシンガポールにある会社であることは判明しましたが
会社名は「Foreland Singapore」でしたので
「フレンジーコントラクト」という会社ではありません。
こんな不透明な会社を貸して仮想通貨を預けるなんて怖くてできないです。
仮想通貨自体が不安定
色々調べましたが、
どういった仮想通貨を使って配当を受け取るのかが分かりませんでした。
ビットコインなどのメジャーな仮想通貨でしたらある程度信用出来ますが
それ以外のアルトコインですと
預けている3か月間の間にその仮想通貨自体暴落
またはが無くなってしまう可能性があります。
確かに仮想通貨の売買で利益を上げるものではありませんので、
直接的に仮想通貨のレートは関係ないのですが
最終的には仮想通貨を日本円に変える必要があります。
そうなってくると、その仮想通貨のレートが関係してきてしまうんですよね。
貰える配当が日本円やドルで貰えるのでしたら
投資をした仮想通貨はずっとそのまま寝かせておいても良いかもしれませんが
配当自体も仮想通貨でしたら、そのままでは使えません。
もしこのオファーに参加するのでしたら、
配当が仮想通貨か円やドルなのかははっきりさせておく必要があります。
高額オファーが必ずある
もし事業継続事業への投資をこの会社を介して行うことが出来るとするなら
市川琢也氏一人ではできませんので、かなりの経費が掛かってきます。
その経費をどこからか算出しなければ、
市川琢也氏にとっては何のメリットもないどころか赤字ですよね。
もし、事業継続をした会社から一定の利益を貰えるというビジネスでしたら
わざわざ私達から資金を集める訳がありません。
私達庶民から集められるお金なんてたかが知れているからです。
それなら銀行からお金を借りた方がよほど大きなお金を動かせます。
にもかかわらず、私達にこのオファーを無料で提供してくるということは
私達からお金を巻き上げる何かが今後必ず起こるということです。
そもそも、本当に事業継続事業に私達の仮想通貨が投資されているかすら分かりません。
もしかしたら、私達から預かった仮想通貨をそのまま持ち逃げする可能性もあります。
もちろんこれは完全に詐欺になりますので、そこまでのことは無いかもしれませんが
必ず私達からお金を回収する何かは今後オファーとして配信されてきます。
総評
「Frenzy Project(フレンジープロジェクト)」ですが
投資方法としては、新しい方法ですので魅力に感じる部分も正直あるのですが
市川琢也氏が手掛ける会社自体があまりに不透明のため、
かなりリスクの高い投資になると思います。
仮想通貨自体がそもそもリスクが高いので、
あえてこんなものに投資する必要はなさそうですね。
恐らくですが、かなりの高額配当が貰える設定にはなっていると思うのですが
仮想通貨の高額配当は結局のところHYIPと一緒ですのでいつ飛ぶか分かりません。
オファーにあるように利益が出るまで最低3か月と書かれていますので
最低3か月間は預け入れした仮想通貨は引き出せないでしょう。
つまり、お金を人質に取られているようなものです。
そんな不透明な会社にお金を人質に取られるのは、かなりのストレスになると思いますので
私はお勧めできる案件ではないと思います。
もちろん全てがオープンになっていないので、
参加したら本当に配当がしっかり入ってくる可能性ももちろんありますが
これでは、投資ではなく賭け事に近くなってしまいますね。
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