こんにちは、みやです。
本日はこちらの情報教材について調べていこうと思います。
月額ツール商品になります。
かなり高額なのですが、インフォトップ上では上位表示されています。
どういったツールなのか調べていこうと思います。
販売元詳細
・商品名 電脳ブレイントラスター
・販売会社 株式会社トレジャーグローブ
・販売者 林健太郎
・住所 大阪府大阪市生野区勝山北3-1-17
・電話番号 050-3740-3555
・URL http://koubou2.com/lp/dbt/
電脳ブレイントラスターとは
このツールはAmazonとヤフオクの価格差を調べることが出来ます。
仕入先はヤフオクで、Amazonで転売する形になります。
自動入札機能が備わっていますので、ヤフオクで見つけた商品に関しては
自動で勝手に入札を行ってくれます。
表面だけ見ればとても良さそうなツールに見えますし
価格差自体はこのツールを使えば、一瞬で表示されるのは事実です。
ですがこのツール、問題点が山積みです・・・。
仕入先にヤフオクを選ぶのは王道といえば王道なのですが
オークションサイトである以上価格が常に変動します。
ある程度の経験が無いと、ヤフオクを仕入先にするのは難しいのが現実です。
もちろん経験を積めば、ヤフオクは仕入先として問題ありませんので
それ以外の問題点を詳しく見ていこうと思います。
電脳ブレイントラスターの問題点
抽出される情報数の数が異常な数になる
このツールの一番の欠点はここです。
ヤフオクはオークションサイトであるために、最初から高い価格で
出品することはありません。
ヤフオクを見たことがある方なら分かると思いますが、
1円出品商品もものすごい数存在します。
このツールは、価格差がいくら以上の商品を抽出するという設定が出来ますが
いくら以下の商品は抽出しないという機能が備わっていないため
1円出品商品など、かなり低い設定で出品された商品は
全て抽出されてしまいます。
1円出品はヤフオクの販売手法でもありますので、
異常な数が抽出されるのは明白です。
なにせ、Amazonで売れている商品をヤフオクで探しますので、
当たり前ですがヤフオクでも売れています。
ヤフオクで売れる商品は、当たり前ですがこぞって出品しますので。
抽出された商品に対して、自動入札設定を行わないといけませんから
入札設定だけでも膨大な時間が取られてしまいます。
そもそも仕入れられない
即決価格ではない限り、確実に仕入れられるかどうかは分かりません。
ヤフオクの場合は、終了時間5分前になると自動延長されますので
ギリギリのタイミングで入札したとしても、その後さらに入札があれば
落札されることなく永遠に延長されます。
ヤフオクに限らずオークションサイトは落札時間ギリギリに入札するのが基本ですので
初めから入札しておいたとしても、終了数分前に入札されてしまえば
落札することが出来ません。
そうなってしまえば、結局商品が仕入れられませんので
Amazonで転売することが出来ないんですよね。
Amazonで転売する場合FBAマルチチャンネルを使いますので
Amazon倉庫に商品を送らないといけません。
もちろん送料はこちら持ちなので、まとめて送らなければ損です。
転売の場合は、送料が利益に直接影響してくるため
省けるお金は省かなければ利益が中々残らないんですよね。
セールスレター上では、差額分が利益のように書かれていましたが
AmazonのFBAを利用する場合、手数料がかなり取られますので
その点も注意して仕入れる必要があります。
初期費用がかなり必要になってくる
「電脳ブレイントラスター」は無在庫転売ではなく完全な有在庫です。
セールスレター上で仕入れ値が数千円の物が紹介されていましたが
そういった商品を10個仕入れただけでも、数万円の資金が必要になります。
クレジットを利用する手はありますが
もし仕入れた商品が1ヶ月後に売れていなければ、
カードの引き落としまでに資金を確保できない可能性があるんですよね。
特にAmazonの場合、出金処理はAmazonが指定した日にちになるため
お金の欲しいタイミングで、売上金が自分の口座に振り込まれるか分かりません。
そう考えると、最低でも10万円
出来れば20万円はないと、行うことが出来ないビジネスです。
もし自己資金がない場合は、無在庫転売をお勧めしますので
ある程度の資金が確保できない方は、このツールを購入しても
結局使うことが出来ませんので、注意してください。
総評
一番気になるのは価格ですね。
月額9800円で、この程度の機能しかついていないのでしたら
はっきり言って高すぎます。
セールスレター上では、これ以外にかかる費用は月額324円(ヤフオク利用時に必要)
と書かれていますが、Amazonに出品する場合は
Amazonの大口出費費用が月5000円かかります。
小口出品にすれば、売れた場合に100円の手数料が取られるのですが
最終的に沢山売ることを考えると、大口出品の方が良いと思います。
つまり、ヤフオク手数料含めて、月15000円最低でもかかることになります。
自己資金が少ない場合、高いものは仕入れられませんので
仮に2000円で仕入れて3000円で売れたとして
AmazonのFBA手数料+送料が500円で計算した場合でも
30個売って初めて、ツール代+Amazon手数料を賄うことが出来ます。
この時の仕入れに必要な資金は60000円です。
月30個売ることは慣れれば難しくありませんが、初心者の方ですと
かなり大変だと思います。
しかも、ツールで吸い出した商品はものすごい大量にありますので
落札から仕入れまでの労力を考えると、現実的な価格ではないですね。
転売先はAmazonではなくフリマでも可能なのですが
そうすると今度は、梱包発送業務が必要になってきます。
仕入れる商品が同じ商品ですと、梱包する袋や箱も1種類で済みますが
ヤフオクから価格差があるものをとりあえず仕入れると
梱包用の袋や箱も色々な種類を用意する必要があるんですよね。
梱包発送って実は結構大変です。
ヤフオクから仕入れる場合もある程度、商品のカテゴリーを絞ってやらないと
大変なことになることを考えると、このツールだけではノウハウが不十分だと思います。
ヤフオク転売ノウハウを勉強する必要が出てきます。
ツールを使っても結局別の作業が必要になってきてしまいますので、
このツールを使うメリットは特にないと思います。
無料でしたら使ってみても良いんですけどね。
私はこのツールをお勧めすることは絶対できません。
リサーチですがこれも経験ですので、最初は時間がかかると思いますが
時間をかけてでもやるべきだと思います。
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