こんにちは、みやです。
本日はこちらの情報教材について調べていこうと思います。
インフォトップ上位教材です。
毎回思うのですが、サインツール系の教材っていつも人気なんですよね。
この教材もサインを使ったトレードになります。
詳しく調べていこうと思います。
販売元詳細
・商品名 ネオスキャルピングFX
・販売会社 グローバル・ロイズ株式会社
・販売者 倉本知明
・住所 東京都新宿区西新宿6-16-6
・電話番号 03-6279-4799
・URL https://chimei-fx.com/neo-scal/index_re_02.html#btn
ネオスキャルピングFXとは
エントリーから決済まで、全てサインによって完結します。
使う足は1分足になります。
9種類のインジケーターを使い、フィルターをかけることで
ダマシに会いづらくしているようです。
詳しい手法については、教材内で説明されていないので詳しくは分かりませんが
エントリーしたタイミングを見ると、
ブレイクアウトの順張りロジックのようです。
王道といえば、王道なロジックですね。
さらに、ピラミッティングのサインまで出ますので、買い増しすることで
さらに利益を伸ばすことが可能になるそうです。
1分足を使うので、エントリー回数はとても多く推奨通貨ぺアも8通貨もあるため
自分の好きな通貨ペアに絞ったとしても、毎日何回もトレードすることが出来そうですね。
ブレイクアウト手法であることから、推奨時間も夜になるため
仕事終わりにトレードすることも可能で、兼業としてやられる方でも
満足いくトレードが出来ると思います。
ですが、問題点が多いです。
セールスレターでは「サラリーマンの月収ぐらいなら5分で稼いでみせますよ」
などと書いてありますが、こういった言葉に惑わされないでくださいね。
ロット数が大きいだけの話です。
ロット数が大きければ、5分でサラリーマンの年収だって稼げますからね笑
少し話がそれましたが、問題点を詳しく書いていこうと思います。
ネオスキャルピングFXの問題点
手法がブラックボックス
一番の問題点が、サインが出る理由が全く分からないということです。
サインツール系の多くの教材は、手法そのものが記載されていますので
サインツールは補足的な意味合いなことが多いです。
ですが「ネオ・スキャルピングFX」に関して言えば、手法が分かりませんので
なぜこのタイミングでサインが出たのか全く分からないまま
エントリーすることになります。
決済に関しても、サインが出ますしOCO注文で放置も可能ですので
トレードの最初から最後まで本当に何も分かりません。
こういったトレードですと当たり前ですが、
トレードスキルを向上させることは出来ませんので
もし手法と相場がマッチしなくなってしまえば、負け続けることになります。
裁量が全く必要なく、サインのみで全て完結するのでしたら
EAにして自動でトレードしてもらった方が楽ですし、正確なトレードが出来ます。
ですが、それをしないということは
勝ち続けることが出来ないことを開発者が分かっているからです。
EA化して、全自動で負け続けたらいい訳出来ないですからね。
1つのEAだけで永遠に勝ち続けることは出来ないと言われていますので、
このサインを鵜呑みにしてトレードしてもいつか必ず勝てなくなる日が来ます。
1分足を使ったトレード
このブログでも再三書いていますが、1分足を使ったトレードは
ものすごく難しいです。
「ネオスキャルピングFX」に関して言えば、トレード成績が載っていますが
1つの通貨で月280回ほどトレードして200勝と書かれています。
逆に言えば、280回トレードして80回負けているということですよね。
月280回ですと、1日大体15回ほどトレードすることになりますが
5回負けることになります。
連敗になることも考えると、5連敗になることもあるということですよね。
確率の話なので、これ以上の連敗が続くこともあり得るということです。
初心者の方が、5連敗して平常心を保てるとは到底思えません。
しかも、1分足の手法ですので、チャートに張り付いておく必要があります。
1分で足が確定しますからね。
ちょっとでもパソコンから離れてしまえば、
エントリーのシグナルを逃してしまう可能性があります。
仕事が終わって、その後パソコンに張り付いて5連敗したら
私はその後普通にトレードできないです・・・。
初心者の方の多くは、トレード回数が多い方を好みがちですが
トレード回数は少なければ少ない方が良いです。
その方がメンタル的に平常心を保てると思います。
1pipsの利益を10回取るより、10pipsの利益を1回取った方が気持ち的に楽だと思いませんか?
1分足を使ったトレードが出来るのは、上級者の方だけだと思った方が良いです。
スプレットによる損失が大きい
これも上の問題点と似ている部分でもありますが
1分足を使ったトレードですと、トレード回数が増えますので
その分スプレットで持ってかれる量が多くなります。
上の例で挙げるならば
1ヶ月に280回トレードしている訳ですから、スプレットが仮に1pipsだった場合
1ヶ月で-280pipsになってしまいます。
スプレット1pipsはかなり開いていますが、USD/JPYで0.4pipsほどのスプレットだとしても
1ヶ月で-100pipsです。
つまり、最低これ以上は取らないとプラスになることは無い訳ですね。
極端な話を言ってしまえば、もし1ヶ月に1回だけしかトレードしなければ
この-100pipsはありませんので、トレードが有利になるのは明白ですよね。
もし「ネオ・スキャルピングFX」を使ってトレードしたいのであれば
スプレットがものすごく狭い通貨で、かつスプレットの狭い会社を使わなければ
初心者の方が利益を残すことは絶対できませんので
この点だけは注意してください。
もし海外口座でトレードしているのでしたら、1分足を使った手法で利益を残すことは
初心者の方ですと、不可能だと思います。
総評
「ネオスキャルピングFX」ですが、サイン任せという部分がどうしても引っ掛かります。
手法を公開した上でのサインでしたら、まだ良いのですが
手法が全く公開されていませんので
この手法を使う場合は、ただ機械的にサインに従うだけになってしまいますので
そのトレードが勝っても負けても、理由が分からないということですよね。
特に負けた場合は、なぜ負けたのかを分析することが
FXで勝ち続けていく上でとても重要になってきますので
それが出来ないのは、かなり問題があると思います。
また、9種類のインジケーターを使って、トレードの判断をするのですが
これは、トレードをただ複雑化させているだけで
9種類も使う必要はありません。
この手法で使う9種類のインジケーターですが無くても良いものがいくつもあります。
やることは、レンジ相場後のブレイクアウトですので
長期足のトレンド方向と、水平線さえ引ければ
出来てしまうトレードなんですよね。
もちろん水平線を引くことは経験が必要かもしれませんが
そういった経験こそが、今後のトレードに生きてきますので
必ず必要になるスキルです。
インジケーターを沢山使いフィルターをかける事が素晴らしいトレードのように思えますが
実際の所、シンプルであるほど素晴らしいトレードと言えます。
それと、パソコンのスペックにもよると思いますが
9種類もインジケーターを使うと、MT4がかなり重くなりますので
1分足を使ったトレードで重たいのは致命的です。
サインツールは初心者の方からすると、とても魅力的なものに感じてしまいますが
サインに従ってただトレードして勝てるほどFXは甘くありません。
トレードしている時よりも、トレードしていない時にどういった勉強をするかが
とても重要になってきます。
アフィリエイトもそうですが、楽して勝てるような簡単なものではありません。
しかも投資はアフィリエイトと違い、マイナスになる可能性がとても高い商品です。
大切なお金が一瞬で全て無くなることもありますので
教材の選びかたは、慎重になってください。
そして、しっかり選んで購入した教材でしたら
とりあえず利益が出るようになるまではデモトレードでひたすら練習してください。
それをクリアして初めてスタートラインに立てますので
覚悟して取り組んでくださいね。
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