こんにちは、みやです。
本日はこちらの情報教材について調べていこうと思います。
同じみクロスリテイリング社の教材になります。
セールスレター上に書かれていることはおそらく誇張評価だとは思いますが
しっかり調べていこうと思います。
販売元詳細
・商品名 ダイヤモンドトレンドFX
・販売会社 クロスリテイリング株式会社
・販売者 ダイスケ
・住所 東京都墨田区錦糸町一丁目2番1号アルカセントラル12F
・電話番号 03-5244-5377
・URL http://fx-hurst.s3.amazonaws.com/top/it.html
ダイヤモンドトレンドFXとは
使うものが少し独特で、移動平均性とRSIは一般的に使われているものなので
馴染みがあると思いますが、その他にハースト指数と単体通貨というものを使います。
ハースト指数というのは、今後トレンドが発生するのかレンジになるのかを
判断する時に使う指数で、長期足ほど数値的にはトレンドに有利な指標が出やすいようです。
私自身、ハースト指数というのは初めて聞きましたので
詳しくは分かりませんが
0.5を超えるとトレンドが発生しやすく、0.5を下回るとレンジになりやすいようです。
かなりギザギザしたグラフを形成しますので
トレンドの初動が狙いやすい指標のようですね。
単体通貨というのは、一つの通貨の強弱を示したものになります。
他の教材でも、通貨の強弱を見極めてトレードするものがありますので
結構なじみのある方は多いと思います。
これらをフィルターとして、5分足を使い順張りトレードを行っていきます。
また移動平均線やRSIやハースト指数、通貨の強弱はチャート上に表示されるのではなく
メーターとして数値化されたものがチャート画面の横に表示されます。
色々な数値をフィルターとしていますが、やることはいたってシンプルで
トレンドの初動を狙った順張りトレードです。
セールスレター上では、とても簡単に利益が出せると書かれていますが
本当にそうでしょうか?
いくつか問題点が見つかりましたので、詳しく書いていこうと思います。
ダイヤモンドトレンドFXの問題点
ハースト指数が良く分からない
一番の問題点はここですね。
知っている方は知っているのかもしれませんが、私は初めて聞きました。
計算式はかなり複雑なようで、良く分からないというのが第一印象ですね。
0.5を上回るとトレドが狙いやすい相場になったと言われましても
何を根拠にそう言っているのかが全く分かりませんので
この指数を信じてトレードするのは中々勇気がいります。
確かにチャート上に表示してみると、
0.5を超えた場合にトレンドが発生していることは多いですが
過去チャートだから分かることで、
リアルタイムに動いているチャートでその判断をするのはかなり難しいと思います。
またあまり知られていない指数の場合、
使っているトレーダーが少ないということですので
チャートに与える影響力は少ないです。
そう考えると、この指数が0.5を上回るとトレンドが発生してはいますが
0.5を上回ったからトレンドが発生しているのか、
トレンドが発生しているから0.5を上回ったのか分からないんですよね。
後付けならいくらでも理由はつけられますからね・・・。
その辺が曖昧である以上、この指数を使ったトレードは
リスクが高いと思います。
裁量判断がかなり必要になる
トレンドフォロー型のロジックは、
トレンドが発生しなければ負け続けるのが特徴ですので、
トレンドなのかレンジなのかの判断を
正確にしていかなければなりません。
この判断を簡易化するために、「ダイヤモンド・トレンドFX」は
ハースト指数や移動平均線などを使うのですが
インジケーターやオシレーターをトレンド判断に使うと
1テンポ遅い状態での判断になってしまうんですよね。
そうすると、エントリータイミングがちょうどトレンドの戻り部分にあたることが多く
含み損が多い状態からのスタートになってしまいます。
もちろんそのままトレンドが継続してエントリー方向へ伸びてくれれば良いのですが
ダマシでそのまま戻ってしまうと、大きな損失になってしまいます。
これを防ぐためには、インジケーター等に頼らず
チャート画面からトレンドを判断する必要があります。
つまり裁量判断が必要になってくるということですね。
この裁量判断は、経験を積む以外上達する方法はありませんので
どんな手法もそうですが
トレンドフォロー型の手法は、かなりの練習量が必要になってきます。
セールスレターに書かれているような、「誰でも簡単に勝てる」なんてことは
絶対にありませんので、注意してください。
短期足を使ったスキャルピングである
ハースト指数とういのは、長期足であればあるほど0.5を上回ることが多く
順張りトレードには向いている指数となっております。
長期足は、トレンドが発生すれば素直に動くことが多いため
初心者の方が使いやすい時間足です。
ですが「ダイヤモンド・トレンドFX」は5分足を使ったスキャルピングです。
つまり、せっかく使っているハースト指数の良さを活かせない時間足で
わざわざトレードしていることになるんですよね。
恐らくそれは、短期足の方が日本人が好むため
教材を売るために、あえて短期足を使っているような気がしてなりません。
クロスリテイリング社の販売する教材で
長期足を使ったスイングトレード手法は有りませんからね。
全て短期足手法です。
短期足を使ったトレードなら、
あえてハースト指数なんていうマイナーな指標を使う必要は無いため
非常に矛盾した手法になっています。
もちろん、ダイスケ氏のようにこの指数を完全に使いこなせる方なら
短期足でこの指数を使ってもうまく使いこなせるのかもしれませんが
初心者の方が、こんなマイナーな指数を使ったスキャルピングで
高成績が残せるとは到底思えませんので
本当に売ることだけを考えた教材の可能性が高いですね。
価格もかなり高いので、絶対に騙されないようにしてください。
総評
「ダイヤモンド・トレンドFX」ですが、
ダイスケ氏だから高成績が残せているだけの手法に思えて仕方ありません。
初心者の方にもわかりやすいように、色々な指数を数値化して
手法を構成していますが
結局こういった手法は、後付けで自分のエントリー方法から決済までを
再現してくれる、インジケーターをはめ込んでいることが多いんですよね。
この手法に関しても、
ダイスケ氏が実際に移動平均性やRSIなどを使っているかもしれませんが
数値化された、この手法オリジナルのインジケーターを使っているとは思えません。
恐らく実際に移動平均線などをチャート上に表示させて
その形を見ながらトレードしていると思います。
数値化されただけの指数だけでは、
ダイスケ氏のトレードを100%再現することは不可能でしょう。
必ず必要になってくる、
裁量判断の精度をどれだけ上げられるかがとても重要になってきます。
クロスリテイリング社の教材は、
どれも購入意欲を引き立てるような表現をして、購入させようとしていますが
騙されないでくださいね。
どんなに素晴らしい手法があったとしても、かなりの練習が必要になりますので
簡単に勝てるなんてことは絶対にありません。
この手法自体が悪いとは言いませんが、
マイナーな指数を使ってトレードをするぐらいなら
より多くの方が愛用している指数を使ったトレードをした方が
長期的に使える手法であることは間違えありません。
素晴らしい手法は多くは無いですが、インフォトップ上に存在しているのは確かですので
しっかり調査して、本当に良い教材を購入してください。
私は「ダイヤモンド・トレンドFX」をお勧めすることは出来ません。
というか、基本的にクロスリテイリング社が出している教材は
お勧めしません。
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