こんにちは、みやです。
本日はこちらの情報教材について調べていこうと思います。
ぷーさんの教材になります。
こちらは、輝ほど有名な教材ではないですが、インフォトップ上位にありますので
それなりに人気商品なんでしょう。
詳しく調べていこうと思います。
販売元詳細
・商品名 ぷーさん式FX逆張りトレードマニュアル 火花
・販売会社 株式会社ベアードライン
・販売者 熊木章人
・住所 東京都台東区上野6丁目1番6号 御徒町グリーンハイツ1005
・電話番号 090-2304-0694
・URL https://pu-sanfx.com/beardline/hibana-info/
ぷーさん式FX逆張りトレードマニュアル 火花とは
キリ番における、ラインブレイクのダマシを狙って逆張りを仕掛ける手法です。
インジケーター等は一切使用せず、ローソク足のみでトレードを行います。
キリ番とは、ドル円で言えば100円や101円など、
小数点が00になる価格のことを言います。
ここでは、投資家の心理が働きやすいので、少しでも上抜け下抜けすると
ブレイクしたと思われ、個人投資家はトレンド方向にエントリーすることが多いのですが
大口投資家は、これをうまい事利用して
ブレイクを阻止し、逆行させて小口投資家のストップを刈り取る動きをすることがあります。
証券会社等の大口投資家の資金力があれば、相場を操作することが可能ですからね。
ブレイク後の戻りを見て逆張りにエントリーして、大口投資家に便乗するのが
今回の逆張り手法になります。
使う足は、1時間足や日足のため、エントリーチャンスはとても少なく
1つの通貨で月に数回程度になります。
スイングトレードになりますので、エントリー後のポジションの保有時間も
それなり長いです。
問題点と言える問題点はとくい特にありませんでしたが
細かい問題点を挙げていこうと思います。
ぷーさん式FX逆張りトレードマニュアル 火花の問題点
トレード回数が少ない
順張り手法もそうですが、ぷーさんのトレードスタイルは基本的に
長期足を使うため、トレード回数が極めて少ないです。
長期足は、ノイズが少ないため、トレンドならトレンド
レンジならレンジととても素直な動きをします。
初心者の方にはとてもやさしい時間帯の足になるのですが、
初心者の方であればあるほど、短期足を使ったトレードをしようとします。
自分もそうだったのでしょうがないのかもしれませんが、
そういった初心者の方からすると、この手法はとても退屈で
トレードしてる気分に全くならないと思います。
複数の通貨ペアを見れば、数日に1回はトレードチャンスはあると思うのですが
初心者の方が複数の通貨ペアを見るのは難しいと思いますので
トレードチャンスを増やすことが出来ません。
恐らく他の手法に目移りしてしまうのではないかと思われます。
長期足を使ったトレードは、好まれない傾向が強いので
レビューサイトの評価も悪いのが残念ですね。
勝率がそこまで良くない
これもぷーさん式の手法の特徴なのですが
勝率90%とか、よくセールスレターに載っているような素晴らしい勝率は出せません。
大体60%前後の勝率です。
リスクリワード比率は1:1のため、本当にコツコツ資金が増えていく感じになります。
派手さは全くなく、とても堅実な手法ですね。
ですが、リスクリワード比率が1:1で勝率60%ですと
10回トレードして、6回勝って4回負けることになります。
スイングなので1回のトレードで仮に50pips取ったとすると
10回トレードした場合、
+50pips×6-50pips×4=+100pips
となります。
月に数回しかトレードチャンスがないと考えると、
1ヶ月当たり+30pipsぐらいしか取れない計算になります。
1回のトレードで+100pips取るのでしたら、これの倍ですね。
資金量が沢山あり、多くのロット数でトレードできるのでしたら、月+30pipsでも良いのですが
資金量が少ない場合、1ヶ月で数千円のプラスにしかなりません。
確かに堅実に資金は増えていくのですが、
この速度だとあまりFXをやる意味がないですよね・・・。
逆張りのため、そこまで大きな利益は取れない
トレンドを狙う手法では無いので、MAXで取れたとしても
レンジ幅分だけになります。
長期足を使ったトレードのため、レンジ幅はある程度広いですが
1回で数百pips狙って取れるような手法ではありません。
上の問題点でも上げましたが、それでいて勝率がそこまで高くなく
リスクリワード比率が1:1ですので
大きく利益を取るのがとても難しいというか、無理な手法ではあります。
バルサラの破産確率を計算してみたところ
資金の3%を1回のトレードの損失額にした場合、破産する確率は0%のようですので
例えば、資金が100万円あって、1回の損失が-100pipsの場合
100万円の3%が1回の損失額ですので3万円です。
100pipsで3万円の損失となりますと、3万通貨でのエントリーが可能になります。
仮に1ヶ月10回エントリーできたとすると月60pipsの利益になりますので
3万通貨で18000円、月利1.8%ですね。
複利で回しても、中々資金が増えていかない手法であることは、
計算をしてみると顕著に表れてしまいますね。
初心者の方だとエントリーが少し不安になる
一番最初に述べましたが、この手法は一切インジケーターを使いません。
使うのは本当にローソク足のみです。
あとは、キリ番での反転を狙って逆張りをしていきますので
言っていることはとてもシンプルで簡単なのですが
キリ番だからと言って、全て逆張りして良いという訳ではありません。
レンジ形成をしているキリ番でのエントリーになります。
例えば上昇トレンド中に、キリ番付近で反転下落してきた場合
逆張りが狙えそうな気がしますが
これはぷーさんが狙っている、ストップ狩りとは意味が違ってくるんですよね。
上昇トレンド中にキリ番付近で反転下落するのは
上昇トレンドで含み益がある人が、決済をしているだけです。
決済をするというのは、トレンド方向と逆方向にポジションを持つこととと同じなので
上昇していた相場が、反転下落します。
もしここで逆張りショートをしてしまえば
上昇トレンド中の戻りに過ぎませんので、ほぼ間違えなく負けます。
ですが、初心者の方だとなぜ負けたのか分からない可能性が高いんですよね。
手法は有って無いようなものなんで、経験を積まないとなぜ負けたのか分かりません。
なぜ負けたのか分からなければ、同じことをまた繰り返してしまいますので
トレードを繰り返しても全く上達できない可能性があります。
そうなると、本当の初心者の方は別の教材を使って
トレンドやレンジの定義などを学ばなければなりません。
トレードは、勝ったときより負けた時にその後どうするかがとても重要で
ただトレードを繰り返しているだけでは全く上達しませんので注意してください。
総評
「ぷーさん式FX逆張りトレードマニュアル 火花」ですが
手法としては堅実で、コツコツ利益を積み上げていくことが可能な手法ではあるのですが
トレード回数があまりに少なく、それでいて勝率が高くないため
1ヶ月真剣にトレードしたとしても、1通貨ペアだと
1ヶ月数十pipsが限界になってきます。
そうなってくると、複数の通貨ペアを同時に監視する必要があり
スイングトレードですので
複数通貨ぺアで同時に保有しなければならない事があるかもしれません。
複数の通貨ペアで同時にポジションを保有するためには
それだけの資金が必要になってきますので、資金がない場合は
リスクを上げてトレードする以外方法が無くなります。
上でも書きましたが、月に10回トレード出来たとしても月利2%程度ですので
この手法をやるぐらいなら、
別の副業で稼いだほうが、稼げる可能性が高いです。
例えば転売とかでしたら、FXのようなリスクを負わなくても
月10万円ぐらいでしたら簡単に稼げてしまいますので
投資資金が1000万円ぐらいある方以外は
この手法をお勧めすることが出来ません。
利益が投資に費やす時間とマッチしていないですね。
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