こんにちは、みやです。
本日はこちらの情報教材について調べていこうと思います。
毎度おなじみクロスリテイリングの教材です。
今回の教材は、FX教材でローソク足を表示しないという特殊な手法を使います。
どういったものなのか詳しく調べていこうと思います。
販売元詳細
・商品名 メテオチャート(デイトレードプレミアム)
・販売会社 クロスリテイリング株式会社
・販売者 酒巻滋
・住所 東京都墨田区錦糸町1丁目2番1号
・電話番号 03-5244-5344
・URL http://meteor-fx.s3.amazonaws.com/top/it.html
メテオチャート(デイトレードプレミアム)とは
ローソク足を一切使わない特殊な手法です。
オリジナルインジケーターのみでトレードを行います。
推奨通貨ペアーは
USDJPY ・EURJPY ・ GBPJPY ・ AUDJPY ・ EURUSD ・GBPUSD ・USDCHF ・ AUDUSD
と、メジャー通貨は全て網羅しているようですね。
手法自体はとてもシンプルで
矢印サインに従ってエントリーするだけになります。
保有時間は、数時間ほどになりますのでタイトル通りデイトレードですね。
最大利益と最大損失が平均30pipsですので、損益比率は1:1になります。
勝率85%で年間1万pips獲得可能とのことですが
これはあくまで、複数通貨ペアを同時に監視した場合の期待値になりますので
1通貨ペアの場合ですと年間3000pipsぐらいが限界ですね。
ですが、デイトレですのでずっとチャート画面に張り付く必要も無く
保有時間が数時間ですので
同時に複数のペアを監視することは十分可能だと思います。
問題点に関してですが、手法だけを見れば大きな問題点はありませんが
気になることがいくつかありますので、詳しく説明していこうと思います。
メテオチャート(デイトレードプレミアム)の問題点
慣れるまでが大変
私もそうですが、ほとんどの方がチャート画面に
ローソク足なり平均足を表示していると思います。
ローソク足には色々な情報が含まれていますので、この情報を一切抜きにして
トレード出来るかというと、慣れなければ必ず躊躇すると思います。
この手法のコンセプトは、ローソク足などの情報をあえて取り除くことで
無駄なノイズなどを取り除いてトレードできる事のようです。
ですが私は、ローソク足の動きに無駄なノイズは無いと思っていますので
それを無しにトレードしろと言われても、最初は難しいですね。
矢印サインに従ってエントリーするだけなので、簡単そうに思えますが
オリジナルインジケーターのロジックの中身が良く分かりませんので
良く分からないインジケーターが出したサインのみを信じてトレードするためには
何度もデモトレードで試行を重ねて
優位性があると自分なりに判断出来た後の話になってきますね。
ですので、この手法を使ってトレードできるようになるまでにはかなりの時間を要します。
エントリーから決算まで全てのタイミングが遅くなる
ローソク足等表示しない手法の一番の欠点はタイミングが遅れることです。
ローソク足が表示されないということは、
チャートが動いている間の値動きが全く分からないということです。
ローソク足は実線とひげから構成されていますが
1本のローソク足だけでも、始値・終値・最安値・最高値・トレンドの強さ
などかなりの情報を得ることが出来ます。
そのため、何気なくやっているエントリーも決済も
ベストに近いタイミングで行うことが出来ます。
ですが、ローソク足が無い場合はそういった情報が一切入ってきませんので
エントリーから決済まで全てのタイミングが遅れます。
それを防ぐために、この手法のインジケーターは
ローソク足を表示させない代わりに、ヒゲのみ表示される仕組みにになっているのですが
果たしてそれだけで、遅延を回避できるのかは疑問ですね。
小さなトレンドには対応できない
この手法はトレンドフォロー型なのですが、
トレンドフォロー型の手法はレンジ相場にとても弱いです。
ですがこの手法に関してはレンジ相場で矢印サインが出ませんので
エントリーすることは無いと思います。
この部分は評価できると思うのですが、問題は小さなトレンドの場合です。
この手法は、フィルタリングが非常に多いです。
開発者ではないので詳しくは分かりませんが、紹介用の動画を見る限り
しっかりとトレンド判断が出来なければエントリーすることが出来ないようになっています。
大きなトレンドの場合はそれで問題ないのですが
小さなトレンドの場合、
エントリータイミングがフィルタリングの影響でかなり遅くなるため
エントリーしたころにはトレンドが終わってしまいます。
トレードを行ったことがある方なら分かると思いますが、
1日の中トレンドが続くことなんてまず無いですよね。
ほとんどの場合は小さなトレンドが1日に数回発生する程度です。
ローソク足を表示しない以上、トレンドの強さは分かりませんので
小さなトレンドが発生した場合もエントリーすることになると思います。
ですがその場合は、利益が小さいか反転してマイナスになりますので
この部分を回避する方法が見つからない限り、利益を積み重ねていくことは難しいですね。
総評
「メテオチャート(デイトレードプレミアム)」ですが、判断がとても難しいですね。
紹介動画を見る限りですと、サインに従うだけですので簡単そうに見えますが
実際トレードすると、うまくいかないと思います。
トレードする上でフィルタリングすることはもちろん大事ですが
フィルタリングしすぎる事は、逆にデメリットになってしまいます。
この手法はフィルタリングがとても多いです。
フィルタリングが多いので、エントリーが遅くなり、決済が遅くなります。
この手法でエントリーと決済をしたトレードを
ローソク足を使って振り返ってみると、かなりビックリすると思いますよ。
ローソク足を見ていたら絶対行わない場所で、エントリーと決済をしていると思いますから。
ただそういったこの手法の癖を理解すれば
利益を積み重ねていくことは可能だと思います。
FXはスキャルピングよりデイトレの方が難易度が低いです。
そういう意味はこの手法は悪くないと思いますので
デモトレードを行って、しっかりと検証をし、落とし込むことが出来れば
無駄なノイズが見えない分、
ストレスフリーでトレードを行うことが出来るかもしれませんね。
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